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lelill(レリル)デザイナー児玉さんインタビュー <VOL.1>

2023.10.27

“道具服”をコンセプトにベーシックウェアを展開するlelill(レリル)。

今回はlelill(レリル)のデザイナー児玉さんに
冬のアウターについてインタビューしました。

lelill(レリル)が作るアウターにはどんなこだわりが?
デザインポイントを話し出すと
もう止まらない児玉さん。
1枚1枚に思いが細かく詰まっています。

“道具服“という要素はどこに入っている?など
詳しく掘り下げながら
児玉さんからお聞きしていきます。

―まず改めてlelill(レリル)が謳う“道具服”とは?

『一言でいうと、日常使いできるベーシックの最高峰ですね。

lelill(レリル)を立ち上げる時にふと思ったのが、僕が中学生の時に見たEDWIN(エドウィン)のCMがずっと頭の中にあって。夜帰宅後にソファーに脱いだジーンズを無造作にバッとかけるシーンが映し出され、次の朝またそのジーンズをついつい履いてしまうというシチュエーションが表現されていました。

それを見た時に、“あ、ベーシックウェアってこういうことだな”って思ったんですよね。「夜脱いだんだけど、また次の日この服を着ちゃうぜ。」みたいな。(笑)
lelill(レリル)のお洋服もそういった感覚で着られるものにしたいと思い、雨の日でも迷わず手に取れてまるで道具の様に着まわせる服ということを念頭にデザインしています。』

児玉さん自身も機能性素材のお洋服を手放せないそう。
どんな気温でも、天候に対応できるって大切ですよね。

―ではアウターをデザインする上で大切にしていることは?

『アウターって特に値段が高いから損をさせたくないっていうのはずっと考えていて。1枚で1枚以上の着心地の良さであったり、使い勝手の良いところで“逆にこれを買って得したな”という満足感を与えたいと考えています。』

そんな児玉さんのこだわりがぎゅっと詰まっているアイテムとして、特にご紹介したいのが今シーズンの3WAYポンチョ。

―3WAYポンチョについてお聞かせください。

『ポンチョって見た目はすごく可愛いけど、開口部分が大きいので風が入ってきて寒いですよね。そこで暖かいポンチョを実現させたいと思ったのが、今回のデザインのきっかけ。
風を通さないことを重点に考えた時に、ライナーを付ければ暖かいのでは?と思い、発想したのですが
ただライナーを付けるだけではみなさまに満足感をお届けするのに足りない気がして。

じゃあ1枚でも着られるブルゾンを付けてしまおう!
ということでフライトジャケットをライナーとして取り入れることにしました。』

【気温に合わせて調節できるので長く楽しめる】
『おすすめの着方は、10月中旬くらいのアウターを羽織りはじめることに心躍る時期には、ポンチョ1枚でおしゃれを楽しんでほしい。
11月中旬くらいからだんだん肌寒くなってきたら次はブルゾンのみで。まさかポンチョのライナーとは思わないくらい雰囲気も変えられるから楽しい!(笑)
そして年明け前くらいの本格的に極寒になってきた時期から、2つをドッキングさせてフル装備で。10月~2月まで対応できるアウターが実現しちゃいました。
ポンチョのみで1WAY、ブルゾンのみで2WAY、ドッキングさせて3WAYと万能に着られます。』

【袖口リブはあえて長めに】
『袖口の長さには特にこだわりました。ポンチョから覗くこの長めのリブがもう可愛くって(笑) 長めにするとより暖かいですしね。
僕のおすすめは、ポンチョとドッキングするときは長く伸ばしてリブを覗かせて、ブルゾンのみで着るときはすっきりと折り返してください。』

【ポリエステル100%のリブ素材】
『本当に見つけるのが難しいというくらい市場に出回っていないポリエステル100%のリブ素材。ですが長く愛用頂くためにここは欠かせない!必死に探しました。ポリエステルのリブって汚れが奥まで届きにくい特徴があるから、一番目立って汚れてくる衿裏や袖口も 汚れたらさっと水で濡らしたタオルなどで拭くだけで汚れが落ちゃうんです。だから長く綺麗な状態で保つことができます。』

【お洗濯しても型崩れしない】
『lelill(レリル)はお洗濯可能でイージーケアということを大切にしているからこそ、“洗っても型崩れしない”ということは最優先。ブルゾンの中にシンサレートというとても暖かい綿が入っているのですが、何度かお洗濯しているうちにズレてしまわないよう、内側にステッチを入れて固定しています。』

ーそしてポンチョの作りにもたくさんのこだわりが。

【雨でも濡れないひさし付きのフード】
『これも全天候型謳うlelill(レリル)では欠かせないデザイン。雨の日はフードを被って顔が濡れないだけでなく、携帯を見る時に画面が濡れないという利便性も兼ね備えているんです。アウトドアウェアなどでよく取り入れられるディテールですね。
日常にも活かせるものは、どんどん取り入れてより“道具服”としての役割を果たせるよう考えています。』

ー最後に衿元のボタンが他のボタンより小さくなっているのには何かこだわりが?

『普段は衿を折って着る方が多いですが、衿を立てる時は顔や首元が寒い時だと思うんですよね。その時にきちんと衿が綺麗に立ちやすくするため、ボタンを小さくして重みでたるまないように考えました。そしてボタンホールも横向きに。ボタンホールって横向きより縦向きの方が動きにくいという特徴があるんですよね。
だからlelill(レリル)のシャツとかも型崩れしにくいよう、一番下のボタンホールだけ横向きにしたりするんです。衿元に寒さしのぎで顔をうずめても窮屈感がないよう、そこまで工夫しました(笑)』

そんな細かいところまで!と思うくらい
児玉さんの洋服づくりは日常をより豊かに、過ごしやすく
してくれるための機能性がたくさん詰まっています。

だからこそ、ついつい手に取ってしまうほど
使い勝手のいい
lelill(レリル)の“道具服”。

今年の冬はlelill(レリル)のアウターを纏って
暖かくお過ごしください。

来週掲載のVOL.2ではボアコートについて
児玉さんにお話しいただきました。
“大人のボア“を表現するためのデザインポイントや
機能性をご紹介いたします。
おたのしみに。


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